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2020年秋のGI予想・ジャパンカップ

前回の結果・マイルCS

◎ 8 インディチャンプ 2着
○ 2 レシステンシア  8着
▲ 14 サウンドキアラ 10着
△ 4 グランアレグリア 1着

1着 4 グランアレグリア
2着 8 インディチャンプ
3着 7 アドマイヤマーズ

3連単 2,8→2,4,8,14→2,3,4,6,7,8,14,15,16 42点 ハズレ
高配当を狙わないのであれば、2,4,8,14の馬連BOX 6点 的中 620円

レース概要と有力馬

今年一番面白いレースになったジャパンカップ。
無敗の3冠馬、無敗の3冠牝馬、G18勝の最強牝馬。無敗という称号が消えてしまうことも恐れず、ガチンコ勝負となりそうです。
まずはその3頭を見てみます。

6 コントレイル

今年の三冠牡馬。無敗の7連勝。話題の1頭。
実は私はあまり評価していません。
菊花賞ですが、適性距離ではないにしろ、2勝クラスを勝ち上がったばかりのアリストテレスと接戦。
アリストテレスは私も期待していた馬ですし、長距離適正があると思っていましたが、3勝クラスと接戦ではジャパンカップでは物足りません。
菊花賞のタイムも3:05.5で上がり35.2と実に微妙。当然、年によって馬場状態が違うとはいえ、キタサンブラックは3:03.9、オルフェーヴルは3:02.8、ゴールドシップは3:02.9と過去の一線級と比較すると少し足りない。
東京優駿(ダービー)でも2:24.1と高速馬場にも関わらずそれほど好タイムではありません。マカヒキも2:24.0でしたし。
レースの走りは直線の脚が凄いというよりも、前目につけて抜け出す感じで王道の競馬だと思います。
基本的にジャパンカップは前有利と思いますので、位置取りやレースは向いている気がします。
距離適性は2000m以下の方が向いている気がするのですが、どうでしょう。今回、初の古馬の対戦で色々と判明しそうです。
私はリスクの方が大きそうなので評価を下げます。

2 アーモンドアイ

G1を8勝した最強牝馬。今回が引退レースです。
基本的にこの馬はマイラー(1600m)だと思っています。
一昨年のジャパンカップで勝っていますし、天皇賞も連覇してますので中距離馬と考える方もいると思いますが、距離が延びると切れ味が少し落ちるように思います。
また、馬場が良い方がその力を発揮できると思うのですが、今の東京競馬場の馬場は少し荒れてきているようなので、すごいキレ脚は見れない気がします。
内枠に入りましたので、前々で競馬をしそうですが、もしかすると後方から行くかもしれません。
内側の馬場が悪いので、下げて外を回してくる気もします。コントレイルやデアリングタクトを見ながらでしょうか。
コントレイルよりはやりやすい競馬になりそうですが、仕掛け遅れで届かないとかもありそうです。
ルメール騎手ですから大丈夫だとは思いますが・・・

5 デアリングタクト

今年の牝馬三冠。そして無敗の5連勝。切れ味抜群の馬です。
この馬、強いか弱いかわかりません。なぜかというと、対戦した相手が弱いからです。
その馬たちに楽勝。でも本当に強い馬と対戦していません。こちらもコントレイルと同様、今回が試金石です。
ちなみに前走の秋華賞。稍重でしたが2:00.6。高速馬場では無かったにしろ良いタイムではありません。
昨年はカレンブーケドールが稍重で2:00.2。その後ジャパンカップで2着でした。能力的には互角でしょうか。
一昨年はアーモンドアイが1:58.5と良馬場でしたが、好タイムで走っています。
高速馬場だった優駿牝馬(オークス)では2:24.4。アーモンドアイが2:23.8で走っていますから、やはり劣ります。
ちなみに昨年カレンブーケドールは2:22.8です。
魅力は53kgと軽ハンデですね。これがジャパンカップで3歳牝馬が活躍する理由な気もします。
また、冬毛が目立ち始めているようで、少し割引しないといけません。

と、3強と言われる馬たちはそれぞれ弱点も抱えています。
こうなると穴馬を探したくなるのは悪い癖でしょうか。
狙ってみたい馬をいくつか調べてみます。

1 カレンブーケドール

令和のシルバーコレクター。
11戦して2勝。重賞勝ちはありませんが、2着6回。実に半分は2着なのです。
ただ、2着6回のうち3回がG1(オークス、秋華賞、ジャパンカップ)、G2が2回とあと一歩です。
津村騎手も勝ちたいでしょうね。津村騎手はG1、G2未勝利でそろそろ勝ちたいでしょうね。そんなに下手ではないと思うのですが、ツキが無い。(勝負師としてどうなのか)
この馬は前目で競馬をして早め抜け出しで押し切る形です。
荒れた馬場も良いですし、スタミナ型なので今回は向いていると思います。
調教も良いですし、3連系には押さえないといけない馬です。
不安はやはり騎手でしょうか。

4 キセキ

こちらも2着が多い馬です。
3年前の菊花賞から勝ちはありません。ですが、G1の2着4回と侮れません。
今回は逃げそうで、この馬の逃げは緩みのない逃げとなり、後続にスタミナを使わせ直線の脚をなくさせる競馬なので、切れ味勝負の馬は厄介ですね。
まあ、二年前のジャパンカップではアーモンドアイの切れ味に屈しちゃいましたが、59秒くらいのペースで逃げたら面白そうです。
浜中騎手はやってくれます。

15 グローリーヴェイズ

最大の穴馬。
残念ながら外枠になってしまいました。
血統、ローテーションは文句なし。キセキの作るペースにはまりそうなのがこの馬です。
調教も良いし、東京コースは走ったことがない馬ですが、脚質的に東京が合っているかもしれません。

3 ワールドプレミア

昨年の菊花賞馬。
1年ぶりのレースで基本的に割引材料ですが、ノーザンファーム生産馬で父ディープインパクト。
3歳時に菊花賞を勝ち、有馬記念で3歳ながら3着に入っています。
その有馬記念、4着はフィエールマン(G1-3勝)、5着キセキ(G1-1勝)、6着シュヴァルグラン(G1-1勝)、7着レイデオロ(G1-2勝)、8着ヴェロックス、9着アーモンドアイ(G1-8勝)、11着アルアイン(G1-2勝)、12着スワーヴリチャード(G1-2勝)、14着アエロリット(G1-1勝)と今考えるとすごいメンバーでしたね。
1着リスグラシュー(G1-4勝)、2着サートゥルナーリア(G1-2勝)の切れ味に屈しましたが、直線の短い中山で4コーナー最後方から一気に追い込んでの3着と凄い脚を繰り出しています。
そう、アーモンドアイに先着してるんでよね。
順調なら3強ではなく4強になっていたと思います。
騎手は武豊。人気がない今回は一発狙ってそうで怖いです。

8 [外]ウェイトゥパリス

外国から参戦の馬。このレースで引退だそうです。
このコロナ禍の中、わざわざ日本に来て走る理由がわかりません。
出走手当は微々たるものですし、日本で種牡馬になる予定ではないそうで、お披露目でもないようです。
となると勝負に来てるのかなと思ってしまいます。
父はChamps Elysees(Danzig系)で産駒トリップトゥパリスが2015年のジャパンカップに参戦して2:25.3でかけていますが、基本的にマイル~中距離でしょう。
母父はCaroでNasrullah系。母系にPrincequilloやダビスタでお馴染みだったSir Gaylordを含みます。
こちらもスピード系です。
なんとなく日本のスピード競馬に向きそうな感じですよね。内で貯めて後方一気でしょうか。

実質外国参戦を除く7頭立てと思っています。
さすがにこの7頭に割って入る馬はないでしょう。

レースの展開は「なぜ出てきた?」のヨシオが逃げて(逃げられるのか微妙)、キセキが二番手。ただ、ペースが遅ければキセキがマイペース(やや早め)の逃げに持ち込みます。
その後ろにカレンブーケドール、トーラスジェミニ、クレッシェンドラヴ、ミッキースワロー。
無理しない位置にグローリーヴェイズ、コントレイル。
マークする形でアーモンドアイ、デアリングタクトとなりそうです。

切れ味であれば牝馬2頭のようですが、問題はキセキのペースです。
後続に脚を使わせるペースで逃げれば、強い相手と戦ってきた馬が有利と思います。昨年の有馬記念組ですね。
実はアーモンドアイしかいません。
また、キセキが逃げた最近のレースで対戦し、好走した馬でしょうか。
ミッキースワロー、ユーキャンスマイル・・・

ミッキースワロー、怖いですね。
3着あたりに入りそうです。押さえておこう。

やはり普通に考えればアーモンドアイでしょうか。
ただ、2年前とは違い斤量増、牝馬5歳ということで、やはり評価を下げたいと思います。

となると前が有利なジャパンカップ。
逃げるキセキ、番手のカレンブーケドールに食指が動きます。
勝ちきれない馬たちですが、有力馬たちが後方でけん制しあえば抜け出しもありそうです。
後は一発ありそうなグローリーヴェイズ。大外枠ですが前に行ければ怖い存在です。
お祭りみたいなものですので、穴をねらって楽しむのが良いかもですね。
全く予想になってない。

予想

◎ 4 キセキ
〇 1 カレンブーケドール
▲ 15 グローリーヴェイズ
☆ 2 アーモンドアイ

馬連BOX 1,2,4,15 6点

高配当を狙うなら、
3連単 1,4→1,2,4,15→1,2,3,4,5,6,7,15 36点
津村騎手のG1初勝利をお祝いしたいです。

メモ ワールドプレミアはオーナーが入籍する12/25の2日後の有馬記念

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