菊花賞(G1・10/22日曜日京都11R)予想
3冠最後のレースとなる菊花賞。どの馬も未経験の長距離3000mの長丁場。来年の天皇賞・春(G1)を占うレースにもなるので、しっかりと見ておきたいです。
今回の見どころは春の2冠、皐月賞とダービーをともに1、２着を分け合ったソールオリエンスとタスティエーラの勝負でしょう。
本命は休み明けを一度叩いたソールオリエンスにします。
休み明けをぶっつけ本番で勝てるほど菊花賞は甘くないので、２着だったとはいえ休み明けを一度使ったのは大きいと思います。勝ったレーベンスティールは菊花賞に出てくれば１番人気もあり得たと思うほどの馬なので、２着は位置取りの差だったと思うので、気にするほどのことではないと思います。
実はほかに気にするデータがあります。横山武史騎手は京都競馬場で通算で未勝利なのです。芝コースを8回騎乗して最高で4着と心配なデータとなります。しかも芝の長い距離での成績も未勝利と不安なデータとなりますが、走るのは馬、走るのは馬と呪文を唱えれば安心なります。父はキタサンブラックと京都の長距離、菊花賞、天皇賞を勝利しているので血を引き継いでいれば問題ないでしょう。横山武史騎手の父も横山典弘騎手で、血を継いでいれば問題ないでしょう。
相手にはこの馬を入れるか迷いましたが、ナイトインロンドンを挙げておきます。
父グレーターロンドン、その父ディープインパクト(3冠馬、G1を7勝)、父の母ロンドンブリッジ(桜花賞2着)というスピード型の父系を持ち、母ムーンハウリングは長距離の王者メジロマックイーン(菊花賞、天皇賞)という京都競馬場で勝利するためのような血脈。
ナイトインロンドンは未勝利から3連勝で神戸新聞杯に出走し、イレコミのせいか11着と大敗しましたが、当日、落ち着いていれば問題ないでしょう。パドック見てから取捨を考えましょう。
もう一頭、大外になってしまいましたがドゥレッツァです。重賞レース未経験ということで少し評価を下げましたが、先週まで本命の予定でした。未勝利から4連勝でオープン入りした馬で、前走は3勝クラスとはいえ古馬相手に前残りの展開の中、一気に差し切り勝ちをしました。軽量だったとは言え上りレース最速で勝利したのは見事でした。
京都未経験ですが、前走で京都での3コーナー坂上から仕掛けてロングスパートすることを想定したようなレースぶりで鮮やかというか、お見事というようなレースぶりでした。今回、鞍上がルメール騎手に替わり、どういう競馬をしてくれるか楽しみです。
次に菊花賞で逃げ馬を挙げるのは間違っている気もしますが、リビアングラスを挙げておきます。
2走前、京都外回りコースで行われた京都新聞杯(G2)で逃げて、3コーナー坂上でみんな仕掛けてくるところで並びかけられて普通は失速して馬群に飲み込まれていく形になったところで粘って直線に入るところでさらに相手を離して逃げ込みを図る形になり、勝つか？というところで、今回人気の一角のサトノグランツの末脚にやられた形になりましたがタイム差なしの3着と好走しました。前走、夏の新潟で自己条件の2勝クラスのレースで古馬相手に前半1000mを59秒を切るタイムで逃げ、ついていった馬が潰れていく中、後方にいた馬の追込みに負けない上りタイムで見事逃げ切りました。3000mでこんなレースができるとは思えませんが、つらいレース展開で勝利したこの馬は、もしかすると・・・を秘めているように思えます。
押さえに同じように前走逃げてサトノグランツの末脚を押さえることはできませんでしたが3着と好走したファントムシーフ、ダービーで好走していたノッキングポイント、ダービー3着のハーツコンチェルト、春の2冠には出走できなかったが、何とか権利が取れて出走が叶ったサヴォーナ、休み明けぶっつけが不安もダービー馬のタスティエーラ、とここまで。
予想印
◎ 14 ソールオリエンス
〇 13 ナイトインロンドン
▲ 17 ドゥレッツァ
☆ 6 リビアングラス
△ 15 ファントムシーフ
△ 9 ノッキングポイント
△ 12 ハーツコンチェルト
△ 8 サヴォーナ
△ 7 タスティエーラ
買い目
3連単
◎〇→◎〇▲☆→◎〇▲☆△ 42点(前売オッズ 72～61,904.6倍)
馬単
◎〇→◎〇▲☆△ 16点(前売オッズ 11.3～2,803.1倍)
馬連ボックス
◎〇▲☆ 6点(前売オッズ 11.1～606.1倍)
3連複ながし
◎－〇▲☆△ 28点(前売オッズ 15.7～7,339.4倍)
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