中山大障害(JG1・12/23土曜日・中山10R)予想
高低差が厳しいコースでしかも長距離。最後り直線は障害が無いものの平地レースの直線に入っていつもの中山の直線の坂が待ち構えるという厳しいレース。鬼のスタミナが要求され、しかも直線での脚も必要になってきます。
本命は2走前の中山グランドJ(JG1)で本命に推していたニシノデイジーをもう一度狙います。
気性的に難しい馬ですが、平地の脚は格上で菊花賞に出走し鞍上はルメール騎手で2番人気に推されたほどの馬です。スタミナは十分で障害の飛越もレースを観る限り問題なさそうです。
ここ2戦とも大敗をしていますがどちらも不良馬場と馬場に泣いた感がありました。昨年のこレースの勝ち馬です。
スムーズに走れれば、能力的には問題ない馬で、掛かってしまいやすい馬なので引き続き五十嵐雄祐騎手なのも良さそうです。
人気になりそうですが、有馬記念の資金をここで調達しましょう。
単勝で勝負できると思いますが、一応相手も挙げておきます。相手は昨年3着だったマイネルレオーネです。昨年は直線で内から伸びてきて3着とラストまで脚があるところを見せていました。
鞍上の平沢騎手が引退レースなのでJG1を取ってほしいですね。20年も障害レースを続けてきてお疲れさまでした。
3番手にはマイネルグロン。前走は東京ハイジャンプ(J.G2)で勝利しての参戦です。前走は馬場が悪い中、ご機嫌で走っていました。
この馬も気持ちよく走らせると怖いタイプなのかもしれません。
4番手にはその東京ハイジャンプ(J.G2)で1番人気で4着だったジューンベロシティ。スタートは良かったものの前につけずに控えたらずるずる後退、気が付けば最後方。そこから4着まで巻き返したのは立派。流れに乗っていけばよかったのでは。と、たらればで語ってみます。
押さえに最後が平地コースなら平地の脚がありそうなエコロデュエルを挙げます。平地レースでは1勝クラスですが、スタミナはありそうで、直線の脚もありそうです。前走は直線の脚で勝ったような感じでラストであの脚を出せるのであれば早めに抜け出したニシノデイジーに大外から凄い脚で迫ってきそうです。
予想印
◎ 9 ニシノデイジー
〇 11 マイネルレオーネ
▲ 3 マイネルグロン
☆ 4 ジューンベロシティ
△ 1 エコロデュエル
買い目
単勝・複勝
◎ ニシノデイジー 各1点
3連単
◎→〇▲→〇▲☆△ 6点
馬連
◎-〇▲☆△ 4点
3歳以上1勝クラス(1勝クラス・12/23土曜日阪神12R)予想
有馬記念前日の最終レース。ここで明日への資金増やすか、土曜日の負けを取り戻すかというレースですね。
こういう時は人気が集中しやすくなりそうですが、人気がばらけそうで、敢えて穴馬を探してみましょう。
エイシンレジュームはデビューこそ芝のレースだったものの、5戦して未勝利を抜け出せず、6戦目にダート転向。ダート転向後4,2,2,2,2,1着と前走ようやく勝利して未勝利を脱出したものの1勝クラスに上がって謎の芝へ戻ってきました。
前走のダート戦はスタート後しばらく芝コースでスタート後芝コースで先行出来ていたので、芝でも行けそうです。先行力があり、良い枠に入ったので、一発ありそうです。
相手には外枠になってしまいましたが、バトルハーデン。前走休み明けで+12kgと肥えて出走してきました。そのせいか、ラストは伸びきれず3着でしたが、おっ?という感じで、外から差し切りそうに見えました。次がが勝負だなと思ってマークしていたらなんと連闘で今週出走じゃないですか。前走は休み明けの調教代わりで今回が連闘で本番ということなのでしょうか。鞍上も主戦の坂井瑠星騎手に戻りました。怖いですね。
こっちが本命にすべきな気がしますが、かなり前から狙っていたのは前者の方なのでこちらは相手までとします。
3番手にはガットネロ。いつも人気を背負って勝ち切れない馬です。前走は-18kgと体重を絞って勝負だったのでしょうが、途中で失速で14着と敗退しました。スタミナまで絞っちゃいましたねぇ。
もう少し内目の枠の方が良かった気もしますが、内に入れて逃げ馬の後ろで競馬ができれば何とかなりそうです。注目は馬体重ですね。さらに下げているようなら買わない方が良さそうです。
4番手には毎回スタートが悪いアイルシャイン。毎回、直線の脚は良いので(坂で足が止まらない)、4回目になる横山典弘騎手も何か考えてきそうです。
押さえにG3、G2と好走し、G1も出走した経験のあるイングランドアイズ。ここでは格上かなということで入れておきます。
他に有馬記念に出走するプラダリアの半弟グランデサラス。もともと新馬戦で2番人気を背負うほどの期待馬で、その新馬戦を勝ったのは秋華賞2着のマスクトディーヴァ。強い馬と戦った経験はいつかは活きるはず。
前走は後方3番手で直線に入って馬ゴミに突っ込んで一度そこでグンっと加速して追い込んできて3着からクビクビクビ差の6着まで上がっていました。レース上がりタイムは1番速く、こういう馬は突然馬込みからコンニチワ!って抜けてきそうで怖いです。騎手も池添騎手に替わってさらに怖いですね。
予想印
◎ 3 エイシンレジューム
〇 13 バトルハーデン
▲ 9 ガットネロ
☆ 4 アイルシャイン
△ 7 イングランドアイズ
△ 11 グランデサラス
買い目
馬単
◎〇→◎〇▲☆△ 10点
3連複ボックス
◎〇▲☆△ 20点
阪神C(G2・12/23土曜日阪神11R)予想
阪神芝1400mは、このコースで実績のある馬から入りたいと思います。
このコースの重賞、スワンS(G2)で2着2回、京都牝馬ステークス(G3)で1着のララクリスティーヌを本命にします。
全6勝のうち4勝が芝1400mと芝1400m巧者と言えるでしょう。ベストの条件での出走となれば本命視するしかありません。
菅原明良騎手との相性も良さそうで、ここ8戦連続で騎乗していて、安定した成績を出しています。2、3走前は負けましたが、相手は強力、左回りだったことにしておきましょう。
相手はなかなか勝ち切れないが堅実に走っているグレイイングリーン。着順を見ると狙いづらいですが、着差を見ると常に好走しています。勝つのは難しそうですが、3着以内には最適な感じがします。
3番手には格上のアグリ。このコースの重賞阪急杯(G3)で勝利し、セントウルS(G2)で2着。阪神ではないですが距離の短い高松宮記念(G1)では3番人気で不利がありながら0.6秒差の7着、スプリンターズS(G1)では2番人気も0.5秒差で7着と強敵相手でも善戦しています。競馬スタイルは前へ行っても良し、後方からでも良しとどこからでも競馬ができるので、騎手次第になりそうです。
何と今回はルメール騎手に乗り替わりで、どんな競馬をするか楽しみです。
4番手にはイン突きの岩田康誠騎手が乗るロータスランド。外枠になったので後方に下げてからインに位置取り、直線でインからじわじわと伸びてくると思われます。
心配は牝馬6歳の冬ですね。お歳だし、寒いし。このレースで引退かな。最後にひと花を期待します。
予想印
◎ 12 ララクリスティーヌ
〇 8 グレイイングリーン
▲ 14 アグリ
△ 15 ロータスランド
買い目
ワイド
◎-〇▲△ 3点
有馬記念(G1・12/24日曜日中山11R)予想
イクイノックスで決まりのレースと思っていたら引退されてしまいましたね。残念です。
本命はスルーセブンシーズ。全4勝のうち中山競馬場が4勝。相性の良い競馬場です。中山で7戦のうち不利があった1戦を除いて5つのレースでレース上がりタイム1位を出しています。好きなんですね。このコース。
父ドリームジャニーは2009年有馬記念(G1)の勝ち馬で騎手は池添騎手でした。そうスルーセブンシーズの今回の鞍上は池添騎手です。有馬記念4勝男です。
スルーセブンシーズは今年の宝塚記念でイクイノックスの後ろからゴール前でクビ差まで追い詰めた馬です。切れ味はイクイノックスより上と言っても良さそうです。直線に入って進路をふさがれても馬ゴミに突っ込んで伸びてきました。怯まない性格も最高で、直線でゴチャつきそうな有馬記念で不利が少なそうなこの馬しか見えません。
参考
単複で十分だと思うのですが、大きいのを狙うには3連系を考えなければいけません。相手を考えましょう。
レースの展開はアイアンバローズがタイトルホルダーを押さえて逃げそうです。こうなるとタイトルホルダーは2番手で進みそうで2年前の有馬記念を思い出します。
参考
アイアンバローズの逃げのペースはスローなので平均よりやや早めのペースで逃げるタイトルホルダーが1週目の直線で早めに先頭に立って逃げてタフなレースとなりそうで、2年前のように直線の脚がある馬が最後の直線で伸びてきそうです。こうなるとスルーセブンシーズは当然のこととして、相手はジャスティンパレスを挙げます。
ジャスティンパレスはアイアンバローズの弟で、天皇賞・春を勝利したようにスタミナ十分、レースの上りも速い脚を出せるので、前走天皇賞・秋で見せたイクイノックスを上回る末脚が炸裂すれば逆転も有りそうです。昨年の有馬記念は大敗しましたが、T.マーカンド騎手と合わなかったのかなという気がします。T.マーカンド騎手は今回はディープボンドに騎乗するようです。ディープボンドは和田竜二騎手って感じなのですが、少し残念です。T.マーカンド騎手は重賞未勝利と日本の競馬と合ってないのかな。もう1頭、人気はありませんがブローザホーンを狙いたいです。4番手にタイトルホルダー。途中緩むことが無いペースで走るこの馬は一番の脅威です。昨年の有馬記念では途中でペースを落として切れ味勝負の馬達に負けてしまいましたが、途中スローに落とさず逃げるとこの馬で決まりそうです。早めに仕掛けてきそうなアイアンバローズとの兼ね合いですが、ラストの脚があるタイトルホルダーが寄せづず先に抜けそうです。
この馬、3月の中山で2500m戦の潮来特別で昨年の有馬記念とそん色ないペースの流れを2番手から3コーナーで先頭に立つとそのまま押し切って勝利していました。タイムも昨年の有馬記念で勝利したイクイノックスのタイム2:32.4より速い2:31.5で勝利です。斤量は55kgと軽量でしたが。
押さえには3歳馬を入れないわけにはいきません。
3冠レースを2着1着2着と100%連対で走ったタスティエーラは外せません。中山重賞を1勝2着1回ですが、負けた1回は皐月賞で直線で抜けだしてほぼ勝ちパターンになったところで大ほぼ最後方からまさかの直線一気でソールオリエンスに差されてしまいました。
そうなるとソールオリエンスの方が上じゃないかと思われそうですが、今回は騎手変更で川田騎手になります。ここ5年リーディング争いで常に1位2位と安定した成績を出している騎手なら鉄板では?と思いたいところですが、川田騎手は有馬記念と相性が悪いのか9回騎乗して未勝利。最高が5着と成績が振るいません。2500m以上のレースでは成績が少し落ちてしまうのです。この理由でソールオリエンスよりタスティエーラを取りました。
他には先行して直線の脚がある今回ラストランのウインマリリン。直線勝負になった時に浮上しそうなライラックまで。
※狙っていたブローザホーンは登録除外となり出走出来ませんでした。
予想印
◎ 15 スルーセブンシーズ
〇 10 ジャスティンパレス▲ xx ブローザホーン
☆ 4 タイトルホルダー
△ 13 タスティエーラ
△ 12 ウインマリリン
△ 8 ライラック
買い目
単勝・複勝
◎ スルーセブンシーズ 各1点
3連単
◎〇→◎〇☆→◎〇☆△ 16点
3連複
◎〇-◎〇☆-◎〇☆△ 10点
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