スワンS (G2・10/28土曜日京都11R)予想
同じ京都で行われるマイルCS(G1)の前哨戦、ここは1400mですが、次回勝負になりそうな馬を見つける大事なレースです。しっかりと見ておきましょう。
スタートで坂を上りながら3コーナーを目指して、3コーナーから下り坂を活かしてスピードを乗せて下ってきて平坦な直線で、前が止まりづらいコースとなります。
先行馬、もしくは中段から長く良い脚が使える馬から狙っていこうと思います。
まずは後者の長く良い脚が使える馬になりますが、人気が予想されるアヴェラーレを狙いたいと思います。
東京向きとマークしていた馬なのですが、先週の富士Sには出走せず、こちらに登録してきました。マイルCSを考えて一回京都で走らせておこうということでしょうか。
東京マイルなら来年の安田記念、ヴィクトリアマイルがあるじゃないかと思うのですが、牝馬5歳ということもあり、来年3月には引退となるので、安田記念には出せないんですよね。
次走が勝負なのですが、ここは叩きとはいえこの相手なら大丈夫そうです。
相手には前者になりますが、先行して長く良い脚が使えるルージュスティリアです。
3連勝してオープン入りしてから成績がイマイチですが、スタートが良く前目につける脚があり、直線でもまた伸びてくる脚を持っているので逆転候補ですね。
次に挙げるのはトウシンマカオ。スプリンターズSで狙っていたのですが、熱発回避でここに登録してきました。
中段から伸びてくるので、内でじっとして4コーナーで外に膨れず内を突ければ、内からスルスルと出てきそうです。穴です。
4番手にはメイショウソラフネ。やはり先行して前で残りそうな馬です。行く馬が居なければ逃げちゃいそうですが、展開次第ではこちらも一発がありそうです。
同じタイプに見えるグレナディアガーズも怖いですが、こちらは押さえまで。
他に押さえは武豊騎手に交わって内からマイペースの逃げに持ち目れば残り目がありそうなルガル、調教タイムが良かった1400m巧者のララクリスティーヌまで。
予想印
◎ 9 アヴェラーレ
〇 12 ルージュスティリア
▲ 4 トウシンマカオ
☆ 10 メイショウソラフネ
△ 8 グレナディアガーズ
△ 2 ルガル
△ 15 ララクリスティーヌ
買い目
3連単
◎〇→◎〇▲☆→◎〇▲☆△ 30点
馬単
◎〇→◎〇▲☆△ 12点
馬連ボックス
◎〇▲☆ 6点
3連複2頭軸流し
◎〇－▲☆△ 5点
3歳以上障害OP (OP・10/28土曜日新潟4R)予想
前走、本命にして9着と敗退してしまったディアマンミノルをもう一度狙います。
平地の脚は格上で目黒記念(G2)で4着の実績もあります。障害に転向して3着1着ときて前走障害の重賞に挑戦しましたが、たすきコースが合わなかったのか、大敗してしまいましたが、今回はたすきコースはありません。新潟なので最後は内回りとはいえ直線に障害が1つしかないので決めて勝負となりそうで、平地の脚は格上のこの馬向きともいえるコースとなります。
重賞クラスではなく、オープン未勝利だけのこのメンバー相手なら平地の脚力だけで別格です。
1番人気にはならなそうなので、配当的にも妙味ありです。
相手には未勝利を勝利した後、平地に戻り5戦してから障害に戻ってきたエナジーロッソ。スピードタイプの馬なので、新潟コースに向きそうです。
他に展開が向けばレディステディゴー。堅実に差を詰めてくるので、3着くらいはありそうです。
前走新潟で好走したヴィアメントも外してはいけません。同じく2走前に新潟で好走したアストラエンブレム。前走はダメでしたが3走前に新潟で好走したアンブロジオ。
予想印
◎ 11 ディアマンミノル
〇 12 エナジーロッソ
▲ 14 レディステディゴー
☆ 9 ヴィアメント
△ 7 アストラエンブレム
△ 2 アンブロジオ
買い目
3連単
◎〇→◎〇▲☆→◎〇▲☆△ 24点
馬連ボックス
◎〇▲☆△ 15点
ワイド
◎－〇 1点
単勝
◎ 1点
紅葉S(3勝クラス・10/28土曜日東京10R)予想
前走、本命にして見事1着だったラスールをもう一度狙います。
前回書いたように「能力は重賞級」「新馬戦からルメール騎手が乗り続けているのも心強い」「元々評価の高かった馬で、新馬戦を勝つと2戦目に日刊スポシンザン記念(G3)に参戦し、1番人気と評価されていました。」
と同じことを語りませんが、まさにこれです。ここを勝って来年春の牝馬重賞路線に進めて欲しい馬で、まさかここを勝ったらマイルCSにはいかないと思いますが京都金杯くらいには進めて欲しいですね。
ここは負けられない一戦ってやつですね。
相手は絶好の1番枠を引いたトランキリテ。今週から仮柵を設置したBコースとなるので最内は悪化している馬場では無くて、絶好の状態の馬場でしかも天気は晴れ、良馬場とくれば最内をキープして気持ちよく逃げてしまうかもしれません。血統もミスプロ系×サンデーサイレンス系と良血で、父ルーラーシップは東京マイルで強かったキングカメハメハと東京G1を2勝しているエアグルーヴの血を引いているので、血統的にも申し分ありません。
3番手には、どこからでも競馬ができるバルサムノート、気が付くと先頭付近まで来ている強いか弱いかよくわからない馬です。前走は勝負どころからきちんと走れず伸びを欠きましたが、モタれるそうで、対策で今回はチークピーシーズを装着するようです。鞍上が戸崎騎手に替わり、改善されキッチリ走れそうなので挙げました。
次にデビューから全て左回りコースを使いつつけてきて、前走東京で2勝クラスを勝ち上がってきたレフトゥバーズ。ここ5戦全てレース上がり1位のタイムを叩き出した直線の脚は凄いものを持っています。
スピードが出そうな絶好の良馬場なら前が止まらなくても一気に追い込んで来そうです。
押さえに血統面で面白そうなニシノスーベニア、近走良馬場なら安定した走りをしているフィールシンパシー。
予想印
◎ 3 ラスール
〇 1 トランキリテ
▲ 8 バルサムノート
☆ 9 レフトゥバーズ
△ 7 ニシノスーベニア
△ 10 フィールシンパシー
買い目
3連単ながし
◎→〇▲☆△ 20点
馬連ながし
◎－〇▲☆△ 5点
単勝
◎ 1点
天皇賞(秋) (G1・10/29日曜日東京11R)予想
今年は1強と言われるほどとびぬけた1頭が居ます。昨年の勝ち馬イクイノックスですね。ダービーで今回対戦するドウデュースに敗れて以降G1を4連勝と快進撃中です。
今年に入って最初のG1だった前走の宝塚記念(G1)では、ほぼ最後方からまくり気味に上がっていって距離となる大外から直線で一気に全馬を差し切りました。もう相手を子ども扱いといったレースで、相手は天皇賞・春を制したジャスティンパレス、エリザベス女王杯馬のジェラルディーナ、ジャパンカップ馬ヴェラアズール、他、ディープボンド、ボッケリーニ、皐月賞馬ジオグリフ、菊花賞馬アスクビクターモア、錚々たるメンバーでした。他のG1なら上位に来ると思われる相手にあっさりと勝ってしまったのですから、実力的には抜けています。
さて、穴党としてはイクイノックスを倒せる相手探しになりますね。
まずは同世代のダノンベルーガを推したいと思います。まず昨年の天皇賞ではイクイノックスと同じような位置から、イクイノックスは馬場が良い外へ、ダノンベルーガは内へと進路が分かれました。
馬ゴミの中へ突っ込むダノンベルーガ、その中からグイグイと加速してきて大逃げをして前を行くパンサラッサを先に捕らえる勢いでしたが、大外からさらに伸びてきたイクイノックスに先に行かれてしまいました。
展開や通るコースが違えば逆転も有りそうな感じでした。ダノンベルーガはイクイノックスやドウデュースと同世代で共にダーービーでも対戦しており、そのダービーでは1番人気に支持された馬です。勝ったのはドウデュースで2着はイクイノックス、3着は後の菊花賞を勝ったアスクビクターモア、その4着でした。
実力は互角と思っています。
前走の札幌記念でプログノーシスの末脚に屈して敗れましたが、札幌競馬場の洋芝適性の差だったと思うことにします。
ダノンベルーガは父ハーツクライ、その父サンデーサイレンス、その母アイリッシュダンス(父トニービン)。ひと昔の競馬ファンなら東京ならトニービン産駒を買えと言われていたこともご存じかと思います。
そうです、そのトニービンの血があるわけなんです。
ダノンベルーガの兄弟も東京で好走しているように母系も東京向き産駒、もう血統的には鉄板ですね。
ダノンベルーガは東京で3敗していますが、全てG1相手がドウデュースや、イクイノックス、そしてジャパンカップでヴェラアズール、G1以外なら2戦2勝と好走しています。
騎手は引き続きモレイラ騎手なのは心強いですね。
内枠に入ったので、インでじっくり脚を貯めて直線で弾けて欲しいです。不動の本命です。
相手には当然イクイノックス。この馬が沈む姿を想像できません。6/25の宝塚記念からの直行が心配ですが、昨年は5/29のダービーからの直行で勝利していますので心配ないでしょう。
閉じ込められる形を嫌って後方からの競馬を選択しそうです。
昨年は32秒台の上りタイムを出して届いてしまってますからねぇ。
3番手にはガイアフォースを挙げておきます。
先行して速い上りを出せるので、有力馬が後方で仕掛け遅れると先に抜け出して残りそうな馬ですね。
新馬戦では先に抜け出して勝ちパターンに入ったところで、外からドウデュースが迫ってきて、なかなか抜かせませんでした。ゴール直前にドウデュースが少しだけ伸びて0.1差の2着に敗れましたが、力強いレースでした。前走のオールカマーでは3番手評価でしたが、5着と頑張っていました。タイトルホルダーの逃げの2、3番手で追走して最後失速しましたが、2200mという距離(その前のレースは1600m)とペースが合わなかったように思えます。その安田記念では1:31.6というタイムで走っていますし、天皇賞で戦えるだけのスピードを持っています。東京コースが向きそうな感じですし、面白そうなのはこの馬でしょう。
4番手にはプログノーシスです。前走の札幌記念(G2)では、この天皇賞をイメージした走りで残り600mから仕掛けると残り400mで先頭を捉える形で直線では突き放し完勝しました。
初のG1ですが、G2を2勝していますし、格の上でも問題ないでしょう。
血統面でも父ディープインパクト、母ヴェルダ(Mr. Prospector系)と何度も書いてきましたが、サンデーサイレンス系×ミスプロ系と間違いない配合なので、追っかけても良いと思います。
プログノーシスは毎レース速い上がりタイムを叩き出していますが、一線級相手に通用するかが見どころですね。
押さえにはダービー馬ドウデュース、1枠になったので逃げるかもしれないノースブリッジ、天皇賞・春秋制覇がかかるジャスティンパレス、前走の天皇賞の前哨戦毎日王冠(G2)で後方2番手から直線だけで大外からごぼう抜き、先頭に並んでも0.1秒差の4着だったアドマイヤハダル。
予想印
◎ 4 ダノンベルーガ
〇 7 イクイノックス
▲ 5 ガイアフォース
☆ 9 プログノーシス
△ 3 ドウデュース
△ 1 ノースブリッジ
△ 6 ジャスティンパレス
△ 11 アドマイヤハダル
買い目
3連単
◎〇→◎〇▲☆→◎〇▲☆△ 36点
馬単
◎〇→◎〇▲☆△ 14点
馬連ボックス
◎〇▲☆ 6点
3連複2頭軸流し
◎〇－▲☆△ 6点
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