日経賞(G2・土曜日)
天皇賞の前哨戦、日経賞です。
菊花賞馬が2頭出走し、まさに天皇賞の前哨戦らしいメンバーです。
恐らく人気は昨年の菊花賞馬アスクビクターモアと一昨年の菊花賞馬であり、昨年の天皇賞馬であるタイトルホルダーの2頭でしょう。
2強と言われるレースになりそうで、穴党の私はもちろん割って入る馬を探します。
まずは雨が残るとみて、馬場が稍重、重馬場想定で考えます。
まず本命に上げたいのはボッケリーニです。馬場が悪くても安定した成績を残してますし、昨年のこのレースではタイトルホルダーの2着に好走しています。
タイトルホルダーの後ろにつけて、直線で逆転しそうな勢いでした。バテないスタミナも魅力です。
今回は2強の2頭が同じような走り方なので前でやりあえば2頭とも失速しそうで、その後ろに控えていたボッケリーニが内を突いて伸びてくると考えます。
まあ、菊花賞を勝っている2頭ですからスタミナが尽きるとは考えにくいですが、人気を背負っている分、今までと違うレーススタイルで走ることはできないと思いますので、緩めた走りはせず、中山の直線の坂で脚が止まると考えます。昨年のこのレースでボッケリーニは直線の坂でタイトルホルダーを捉えそうな勢いでした。
今回も同じような形に持ち込めれば一発があってもおかしくありません。
後はスタートで良い位置を取れるかが勝負です。
相手には2強をと考えてしまいますが、ヒートオンビートを挙げたいと思います。
重賞レースの掲示板(5着以内)の常連で、毎回、そこそこの人気にはなっていましたが、そこそこの走りをする安定勢力です。昨年のこのレースの3着馬で、直線での勢いが一番勝っていました。
展開が向けばとボッケリーニと同じですが、前に行った馬が総崩れになると直線での差し切りもありそうです。いつもそう思われながら勝ちきるまではいかない馬なのが不思議ですが。
どちらも中穴っぽいですが、馬券に入れておいても面白い馬達です。
単穴というか逆転候補?はタイトルホルダーです。横綱相撲で押し切りも十分考えられます。
残念ながら外すことは出来ません。
4番手にはマイネルファンロン。人気薄ですが、これもまた展開が向けば・・・という馬です。昨年のアメリカジョッキーCでは3着だったボッケリーニをかわして2着でした。勝ち馬と一緒に直線で上がってきて、早め先頭に立っていたボッケリーニを差してました。本命のボッケリーニを差す馬ならこの馬しかいない感じです。いつもに書きが無い時に突っ込んでくるので、面白い馬なのは間違いないです。
昨年の宝塚記念ではタイトルホルダーに完敗でしたが、パンサラッサの速いペースに中段より前目に位置取り、直線失速することなく、それなりの脚を出していました。エフフォーリア(6着)を抑えて5着と好走していました。底力があるように見えました。昨年は強い馬達とて走ってた、その経験が活きてきそうな今回こそ注目です。
予想印
◎ 6 ボッケリーニ
〇 12 ヒートオンビート
▲ 2 タイトルホルダー
☆ 10 マイネルファンロン
△ 9 アスクビクターモア
△ 4 ライラック
△ 7 アリストテレス
△ 11 マカオンドール
△ 3 キングオブドラゴン
最後の△3つは点数買うなら入れたい馬です。
高松宮記念(G1・日曜日)
春のG1祭り第一戦目の高松宮記念ですが、これは強いって抜けた馬が見当たりません。
人気のメイケイエールですが、常に全力で走ってしまう気性のため、今まで人気を裏切るレースが多かったので軸にはしづらい馬です。
近走は出遅れもなくなってきて安心して観ていられるのではないでしょうか。
でも私の本命は違います。
14番トウシンマカオを推します。まさかの人気になっていますが、前目の位置で走れる馬で馬場が悪そうな今回は有利に運べそうです。
前へ行って速い上りが出せるこの馬は信頼の◎です。
相手はやはり人気になっていますが、新興勢力の12番アグリです。
前走、3連勝で迎えた初重賞を見事に勝利してここに駒を進めました。
逃げ馬を見る位置の2番手から直線に入ると逃げ馬に並んで抜け出し、後続を抜かせない走りで本当に強い競馬でした。
3番手に5番メイケイエールです。
人気3頭になってしまいましたが、オッズが出る前に予想していたので、オッズが出てガッカリしています。
昨年のこのレースの5着馬ですが、
https://www.youtube.com/watch?v=jnmzvI370bM#t=70
※画面中央のやや左のピンクの帽子17番の馬
出遅れて直線ではこの位置、凄い脚で突っ込んで来ました。重馬場でこれですから、今回も馬場が悪ければ面白そうです。
4番手に13番ファストフォースを挙げます。
前走、先行して好位でじっくりと脚をため、ナムラクレアに内から差され2着でしたが、レースの形は理想的でした。
昨年のこのレースは0.3秒差の9着でしたが、上位陣と差のない競馬をしていました。
鞍上は団野大成騎手と若手になりますが、先行抜け出すという形が上手い騎手なので、今年はここからブレイクして欲しいですね。今年の注目騎手です。
押さえとして昨年3着の3番キルロード、どういう競馬をするか予想もできない昨年2着の8番ロータスランド、流れに乗っていければ面白そうな17番ボンボヤージ。
予想印
◎ 14 トウシンマカオ
〇 12 アグリ
▲ 5 メイケイエール
☆ 13 ファストフォース
△ 3 キルロード
△ 8 ロータスランド
△ 17 ボンボヤージ
△ 4 ダディーズビビッド
△ 7 ヴェントヴォーチェ
△ 11 ピクシーナイト
△ 15 ナムラクレア
マーチS(G3・日曜日)
ダート中距離のグレード競争です。
この後に中央では大きなレースが無いので、今後は地方競馬に向かうのでしょうか。
今回、私が狙いたいのは16番サンライズホープです。逃げ先行で勝ち上がってきた馬なのですが、同型馬がいると結果が出せていませんでした。
ここ3走、後方からまくってくる形になっていて、3走前はいきなり後方で「終わったー」と思いましたが、向こう正面でグングン上がっていき、4コーナーで大外から先頭集団に並びかけ直線でまとめて差し切りました。
今回は大外枠に入って走りやすいと思います。
初めての中山コースですが、3走前と同じような形で走れれば一発ありそうです。
前へ行く馬が多いメンバー構成ですが、平均ペースで流れそうで、直線で前の馬たちの脚が止まれば外から一気の差し切り勝ちが見れそうです。
狙いはこの1頭で人気もないので単複で勝負です。
相手には距離延長で、展開向きそうなケンシンコウ、相手なりに走れてしまうデルマルーヴル、どちらも人気薄ですが、ワイドの相手に良いかもしれません。
後者ならワイドでも万馬券が狙えそうです。
予想印
◎ 16 サンライズホープ
△ 4 ケンシンコウ
△ 5 ケンシンコウ