昨日の相模湖特別では本命にしたステルナティーアは願い通り先行してくれましたが、内々を通り直線でゴチャつく中で走っていました。
ゴチャつかない形で気持ちよく走らせればと予想では書きましたが、最悪の形になって敗退しました。
対抗に推していたミスヨコハマも最内を突いて、開いたインベタの位置を伸びてくることは出来ず、ステルナティーアの進路をふさいだだけで終わりました。
ガッカリの大外れ。
勝ったのは押さえの最後に入れた「気の悪い馬ですが外枠で気持ちよく走れば怖いデュガ」と書いたコレが来ました。
人気薄で8番人気でしたが、人気二頭の前で競馬をして、人気二頭と同じ上がりの脚を出して快勝しました。これには参った。
もう一つ予想をしていた垂水Sではパラレルヴィジョンが確勝と信じていたのですが、スタートがやや後手。中段からの競馬になってしまいました。
近走勝ちきれていなかったので、不安はありましたが、またもや3着でした。せめてスタートがなぁ・・・と思わずにはいられません。
勝ったのは５番手に挙げたアルナシーム。「距離延長で良さそうなアルナシーム、シャフリヤール(2021年ダービー馬)の甥で血統からも期待できます。父モーリス産駒もこのコースは成績が良いですし、問題ありません。斤量56kg以上では成績が落ちるので、評価を下げましたが、最近の58kgよりは落ちているので、良いかもしれません。」と書きましたが、やはり血統は予想においてもう少し重要視しないといけませんね。反省です。でも、スタイルは変えるつもりはありません（笑）
と、土曜日の言い訳も書いたところで、日曜日の予想です。
マーメイドS (G3・6/18日曜日阪神)
春？(もう夏か)の牝馬重賞戦線の締めくくり、牝馬限定の重賞です。夏にもう一つありますが、条件戦を勝ちあがってきた馬、ヴィクトリアマイルを距離適性や東京コースを嫌ってこちらに来た馬、ハンデ戦を狙ってきた馬等、面白い顔ぶれになりました。
狙いは２勝クラスを勝ったばかりで、格上挑戦のシンシアウィッシュです。穴人気になりそうな気配です。
注目する点は山中湖特別(2勝クラス)で２着だったレースです。スタートでよれながらも２番手をキープ。残り１０００mの位置で早くも先頭に立ち、直線で最内を逃げる。並ばれてもなかなか抜かせない負けん気？は良いですね。普通なら失速して後方へずるずる下がる形でしたが、失速せず、良い脚を保ちながら直線の坂を駆け上がりました。離れた外から凄い脚でまとめて差し切られましたが、この差した馬は先日のエプソムカップで２着だったルージュエヴァイユですから、仕方ないですね。ルージュエヴァイユは来月末のクイーンＳに行ってしまう予定ですので、安心です。
この先行力と粘り強さは阪神2000mではかなり強みになります。
他に逃げ馬がいるので、スタート後に被される危険がありますが(1枠と最内なので)、スタートを五分に出れば、内枠を活かして゜逃げるかもしれませんね。ハンデ戦で斤量51kgと軽量ですし、これを活かしそうです。
鞍上の角田大河騎手はスマホ事件で騎乗停止処分でしたが土曜日から復帰し、無難に乗っていたので、間隔が開いたとはいえ問題なさそうです。
一応、血統も見ておきます。父キズナ産駒は一昨年の勝ち馬シャムロックヒルが居ます。格上挑戦の斤量50kgと軽量、１枠１番の１０番人気で見事に逃げ切った馬で、なんか今回の狙い馬シンシアウィッシュと被りますね。父キズナと同じで、母系にSadler’s Wellsが居て、Northern Dancerのクロスを持っています。
血統は置いておいて、角田大河騎手は所属の石橋守調教師の馬ではなく、父である角田晃一調教師の馬でもなく、今回の吉村圭司調教師の馬の騎乗での勝率が高いんですよね。勝負になる馬に乗せてもらっているようです。１番人気の馬ではなく2～10番人気の馬に乗って勝っています。
今回狙い目？
さて、相手は悩みますが、同じ軽量の逃げ馬、同じスマホ事件の当事者である今村聖奈騎手が乗る(ずっと言われるんだろうな)ハギノメーテルの取捨で悩みました。同じく２勝クラスを勝ったばかりで今回は格上挑戦、軽量50kgで逃げ馬。悩んだ理由は距離、コース適性。
勝った前走は1400m、短距離馬では無いと思いますが、ダート中距離や障害レースを使ってきた馬なのでスタミナはありそうです。
血統は父サトノアラジン、マイルで活躍しましたね。
母の父ダイワメジャー、こちらもマイルで活躍した馬です。
母ハギノナトゥーラは短距離戦で頑張っていた馬で、ぱっと見、短距離血統に見えます。
前走を観ると、スタート後の加速は短距離戦でも速く、外枠からハナを取れていました。
今回もこのダッシュ力を活かして、シンシアウィッシュがもたつけば、ハナを取りそうで、スマホ仲間とはいえ、角田大河騎手に譲ったりはしないでしょう。
この馬の寺島良調教師は今村聖奈騎手が所属する調教師で、復帰後にこの馬に乗り替わりで乗せてもらえる以上、この馬の本来の走りをさせるはずで、がむしゃらにハナを取りに行くでしょう。そう期待します。
ということで、シンシアウィッシュはハギノメーテルの２番手で直線に入る前に早めに先頭を奪い行った行ったの競馬、前に行った２頭で決まるとみています。
次に、平均～スローペースで前２頭が残りそうな展開で、その２頭を見る位置で差し切る脚を持っていそうな馬を３番手に挙げます。
３番手にはシャーレイポピーです。
一昨年暮れから昨年にかけて条件戦を連勝してオープン入りして以来、さえない成績を続けていますが、連勝時も阪神で、逃げ、先行から上がりタイムはレース２位の脚で後続を抑えています。
重賞のこのクラスで、さらにこの距離でこの脚を出せるか近走成績から微妙な感じですが、内の逃げるシンシアウィッシュについていければ、面白そうです。
４番手には人気が無いゴールドエクリプスです。この馬も先行して直線の脚はあります。前走２勝クラスを勝ったばかりで格上挑戦となります。ハンデも51kgと軽量です。
人気のない理由は鞍上かもしれませんね。二年目の西塚洸二騎手と若手も若手、今回は重賞初騎乗と、まだまだ若い19歳です。
関東の騎手ですが、阪神で2勝しており心配はなさそうです。勝ち鞍の内、逃げ、先行馬での勝利も多く、この馬の持ち味を引き出してくれそうです。初重賞で緊張しなければいいのですが、内にいて逃げるハギノメーテルに外から付いていってほしいです。今村聖奈騎手のお尻を追っかけて欲しいです（笑）
ハンデを背負わされましたが、昨年の勝ち馬ウインマイティーは怖いですね。４歳、５歳が強いこのレースで６歳となるこの馬がもう一度勝負になるかが微妙なところ。旬は過ぎたかなぁ。買うなら去年でしたね。
別意味で怖い馬でした。押さえまでにしておきます。
全兄(父母とも同じ)にキセキがいる良血ビッグリボンも侮れません。
予想印
◎ 1 シンシアウィッシュ
〇 10 ハギノメーテル
▲ 2 シャーレイポピー
☆ 13 ゴールドエクリプス
△ 8 ウインマイティー
△ 4 ビッグリボン
買い目
馬連、ワイド、3連複、ボックス
◎〇▲☆△ BOX 馬連、ワイド15点、3連複20点
点数を絞って逃げる2頭を1分30秒くらいまたはゴールまでドキドキを楽しむなら3連複 軸2頭ながし(推定300～1500倍)
◎〇－▲☆△ 4点
